はっちょうとんぼ (八丁蜻蛉) [Index] [Back]

Nannophya pygmaea

Nannophya pygmaea

Nannophya pygmaea

Nannophya pygmaea

Nannophya pygmaea

わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島や中国中・南部、東南アジア、オーストラリアに広く分布しています。国内の分布は局所的です。平地から山地の湿地や湿原、休耕田などに生息し、成虫は5月から9月に出現します。体長は15ミリ、後翅長13ミリほどで、日本一小さなトンボとして知られます。オスは成熟すると全体に紅赤色になり、メスは茶褐色で黄色や黒色の横縞があります。和名は、発見された場所の地名に由来しますが、その場所については「矢田説」(矢田鉄砲場八丁目または矢田河原ノ八町場)、「熱田八丁畷説」それに「岡崎説」などの3説があります。
トンボ科ハッチョウトンボ属の昆虫類で、学名は Nannophya pygmaea。英名はありません。
[上・中1] 福島県昭和村「駒止湿原」にて、2012年08月26日撮影。
[中2〜3・下] 福島県南会津町「宮床湿原」にて、2013年07月21日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp