しながちょう (支那鵞鳥) [Index] [Back]

Anser cygnoides f. domestica

野生の「がん」から作られた家禽で、ヨーロッパでは「はいいろがん(灰色雁)」を原種とし、中国やシベリアでは「さかつらがん(酒面雁)」が原種となっています。この中国系の「しながちょう(支那鵞鳥)」は上くちばしの付け根に瘤のような隆起が見られ、この特徴によりヨーロッパ系種と区別することができます。「がん」と姿形は似ていますが、体は大きく太っており、飛ぶ力はほとんどありません。羽色は「さかつらがん」と同じで、やや淡い赤褐色をしていますが、白色のもいます。粗食に耐えながら短期間で成長し、また肉質も優れ、良質な羽毛を備えた家禽です。肉や卵は食用とされます。
カモ科マガン属の鳥類で、学名は Anser cygnoides f. domestica。
英名は Swan goose。
アメリカ・オレゴン州シルバーフォールズにて、
2013年06月15日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp