たこくらげ (蛸水母) [Index] [Back]

Mastigias papua

わが国の関東地方以南の近海や世界中の温かい海に幅広く分布しています。傘に触手はありませんが、傘の下には8個の口腕があります。傘径は10〜20センチになり、体内に褐虫藻が共生するため、褐色になっています。褐虫藻はクラゲの体内で光合成を行い、その産物の一部をクラゲが利用します。 
タコクラゲ科タコクラゲ属のクラゲ類で、学名は Mastigias papua。英名は Papuan jelly。 
山形県鶴岡市「加茂水族館」にて、2017年08月25日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp