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わが国の固有種で、本州の中部地方以北から東北地方の日本海側に分布しています。山地帯から亜高山帯の草地に生え、高さは50〜100センチになります。葉は長楕円形で羽状に中深裂し、裂片の先には棘があります。花期にも根生葉が残ります。6月から9月ごろ、紅紫色の頭花を項垂れて咲かせます。総苞は鐘形でよく粘ります。
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キク科アザミ属の多年草で、学名は Cirsium borealinipponense。英名はありません。
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"Oni-azami" (Cirsium borealinipponense) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is endemic to Japan and distributed northward form Chubu district to the Japan Sea side of Touhoku district. This herb grows in montane to sub-alpine grasslands and can reach 50-100 cm in height. The leaves are oblong and deep to intermediate pinnately. The lobes have spine tips. The basal leaves remain until flowering time. The magenta flower-heads are drooping and appear from June to September. The bracts are bell-shaped and sticky.
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[上・中1・中5] 長野県白馬村「八方尾根」にて、2006年08月25日撮影。 [中8] 同上にて、2008年08月09日撮影。(photo by Aya Suehiro) [中18] 同上にて、2016年07月30日撮影。 [中2・中3] 長野県山ノ内町平穏「横手山」にて、2005年07月12日撮影。 [中6・中7] 同上にて、2008年07月25日撮影。 [中4] 長野県山ノ内町平穏「志賀高原」にて、2008年07月25日撮影。 [中9〜中12] 福島県磐梯町磐梯にて、2012年06月23日撮影。 [中13・中14] 福島市土湯温泉町「磐梯吾妻道路」にて、2013年07月20日撮影。 [中15〜中17] 宮城県大崎市「花立峠」にて、2015年06月21日撮影。 [中19〜中23] 長野県白馬村「唐松岳」にて、2016年07月31日撮影。 [中24〜26・下] 秋田県仙北市「乳頭山にて、2019年07月10日撮影。
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