おになべな (鬼なべな)

Dipsacus fullonum

ヨーロッパから西アジアに分布しています。草地や林縁などに生え、
高さは1.8メートルほどになります。茎には細かい剛毛が密生し、
葉は披針形で対生します。7月から8月ごろ、茎頂に円筒形の頭花
をつけ、薄紫色の花を咲かせます。果穂の小苞片は強靱で、先端
が鉤状に曲がり、これがラシャを製造する過程での起毛に使われま
す。わが国でも大阪の泉州地域で栽培されていたといいます。別名
で「ラシャカキソウ(羅紗掻き草)」とも呼ばれます。
マツムシソウ科ナベナ属の二年草で、学名は Dipsacus fullonum。
英名は Teasel。
ベルギー・エノー州モンス市郊外にて、200-年--月--日撮影。
(photo by Benoît Durieux)

Shu Suehiro
shu@botanic.jp