おおくろぐわい (大黒慈姑)

Eleocharis dulcis

Eleocharis dulcis

中国の揚子江沿岸が原産です。わが国に分布する「クログワイ」の
近縁で、中国南部から東南アジア、台湾などでは水田に栽培されて
います。高さは1メートルほどになり、茎は中空で丸く、内部には隔壁
があり海綿質で満たされています。葉はふつう葉鞘だけで、茎の基
部につきます。7月から10月ごろ、茎頂に円柱形の小穂をつけま
す。地下茎の先端につく直径3〜4センチの塊茎は食用になります。
上海では地栗(ディリィ)、広東では馬蹄(マァタイ)と呼ばれ、中国料
理の炒め物や餡かけなどに利用されます。別名で「イヌクログワイ
(犬黒慈姑)」とも呼ばれます。
カヤツリグサ科ハリイ属の多年草で、学名は Eleocharis dulcis。
英名は Chinese water chestnut。
大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2006年06月21日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp