きび (黍)

Panicum miliaceum

Panicum miliaceum

インドの東部が原産です。わが国へは弥生時代に中国から渡来しま
した。古くから五穀のひとつとされ、盛んに栽培されてきましたが、今
では長野県や岩手県で細々と栽培されている程度です。うるち種とも
ち種があり、高さは1〜2メートルになります。種子が黄色いことから
古くは黄実(きみ)と呼ばれ、それが転訛して「キビ」となりました。種
子は、うるち種は炊き込み用に、もち種は蒸して餅や飴、また粉にし
て団子などに加工されます。茎も家畜の飼料になります。 写真は、も
ち種の「きび信濃1号」。
イネ科キビ属の一年草で、学名は Panicum miliaceum。
英名は European millet, Common millet。
[上] 長野県南箕輪村「信州大学農学部」にて、
2005年08月29日撮影。
[下] 長野県麻績村麻にて、2005年08月29日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp