|
きくいも (菊芋)
|
|
|
|
−− もっと見る（Show more）−−
−− 閉じる（Close） −−
|
|
|
|
|
アメリカ中部のグレートプレーンズ（Great Plaines）が原産です。わが国へは江戸時代の末期に渡来しました。塊茎にはイヌリンが含まれるため、果糖やアルコールの原料、家畜の飼料として世界各地で栽培されています。わが国では現在、ほとんど栽培されていません。高さは１．５〜３メートルになり、９月から１０月ごろ、黄色い花を咲かせます。「いぬきくいも」ときわめて似ていて区別が難しいですが、「きくいも」は舌状花が１０〜２０個あり、その先端がやや丸く、茎に痛いほどの剛毛があるなどの特徴があります。 |
|
|
キク科ヒマワリ属の多年草で、学名は Helianthus tuberosus。英名は Jerusalem artichoke。 |
|
|
The Jerusalem artichoke (Helianthus tuberosus) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is native to the Great Plaines in the central United States. It was introduced into Japan in the last days of Edo Era (1603-1867). This herb is cultivated around the world though it is cultivated little or nothing in Japan. The caudices contain inulin and used as a raw material of fructose and alcohol, and animal consumption. It can reach 1.5-3 m in height. Yellow flower-heads come in September to October. It is difficult to distinguish it from the "Paleleaf woodland sunflower" because it is extremely similar, but the "Jerusalem artichoke" has 10 to 20 ray flowers with slightly rounded tips and painfully bristly hairs on the stem. |
|
|
[上・中８] 奈良県御所市高天「金剛山」にて、2006年09月05日撮影。 [中１〜中３] 長野県松本市内田にて、2005年09月21日撮影。 [中４・中５] 新潟県妙高市杉野沢にて、2005年08月30日撮影。 [中６・中９] 群馬県みなかみ町大穴にて、2008年09月21日撮影。 [中７・中１０] 茨城県つくば市「つくば実験植物園」にて、2009年09月19日撮影。 [中１１] 東京都文京区「小石川植物園」にて、2009年08月09日撮影。 [中１２〜中１４] 福島県須賀川市勢至堂にて、2016年09月11日撮影。 [中１５] イギリス・ウィルトシャー州ウェストベリーにて、2011年08月23日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中１６〜中１８] 長野県軽井沢町「軽井沢町植物園」にて、2018年08月09日撮影。 [中１９] 宮城県川崎町支倉にて、2020年04月12日撮影。 [中２０] 同上にて、2020年05月07日撮影。 [中２１] 同上にて、2020年06月18日撮影。 [中２２] 同上にて、2020年10月06日撮影。 [中２３〜中２５] 同上にて、2022年10月14日撮影。 [中２６〜中２８] 同上にて、2023年10月02日撮影。 [下] 同上にて、2023年12月04日撮影。 |
|
|
|
Shu Suehiro
shu@botanic.jp
|