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わが国の各地に分布しています。山地の草原に生え、高さは60〜90センチになります。茎の中部以下の葉は羽状に裂け、上部の葉は線形です。8月から10月ごろ、薄紫色の頭花を咲かせます。名前は松虫の鳴くころに咲くからとか、果実のかたちが巡礼の持つ「松虫鉦(まつむしかね)」に似ているからなどといわれています。
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マツムシソウ科マツムシソウ属の二年草で、学名は Scabiosa japonica。英名はありません。
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"Matsumushi-so" (Scabiosa japonica) belongs to the Dipsacaceae (the Teasel family). It is a biennial herb that is distributed throughout Japan. This herb grows in montane grasslands and can reach 60-90 cm in height. The lower leaves are divided into lobes pinnately and the upper leaves are linear. The pale purple flower-heads come in August through October.
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[上・中1] 岐阜県郡上市高鷲町「ひるがの湿原植物園」にて、2007年09月07日撮影。 [中2] 長野県塩尻市片丘「高ボッチ高原・鉢伏山」にて、2005年09月21日撮影。 [中3・中4] 岐阜県高山市高根町日和田にて、2005年10月20日撮影。 [中5〜中8] 福島県田村市滝根町「大滝根山」にて、2013年09月28日撮影。 [中9〜中12] 長野県長和町「美ヶ原高原」にて、2015年08月01日撮影。 [中13〜14・下] 長野県軽井沢町「軽井沢町植物園」にて、2018年08月09日撮影。
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