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南ヨーロッパが原産です。古くギリシャ時代から栽培され、薬草として利用されていたそうです。野生のものは一重咲きでしたが、現在では八重咲きが主流で、ピンク色や緋紅色、紫色、白色など多彩です。和名では、「あらせいとう(紫羅欄花)」と呼ばれますが、葉がラセイタ(ラシャに似た毛織物で、地が薄く手ざわりがあらいもの)に似ているところから「葉ラセイタ」と呼ばれ、それが転訛したものといわれています。
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アブラナ科アラセイトウ属の一年草で、学名は Matthiola incana。英名は Stock。
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The Stock (Matthiola incana) belongs to Brassiaceae (the Mustard family). It is an annual herb that is native to South Europe. This herb was cultivated and used for medical herbs in ancient Greece. It is single blossom in the wild, though the cultivars are double flower with pink, scarlet-red, purple or white petals. In Japanese, it is called "Ara-seitou", which is said to be a corruption of the name "Ha-raseita" (leaf raxeta) because the leaves resemble "raxeta" (a woolen fabric similar to raxa, but with a thinner ground and a rougher feel).
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[上・中1〜4] 静岡県南伊豆町大瀬にて、2007年02月16日撮影。 [中5] 愛知県春日井市「春日井市都市緑化植物園」にて、2007年01月12日撮影。 [中6] アメリカ・テキサス州ダラス市「ダラス植物園」にて、2006年04月14日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中12] 同上にて、2011年03月06日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中7〜中9] 千葉県南房総市「おおつの里」にて、2008年02月23日撮影。 [中10] 千葉県東庄町小座にて、2009年11月20日撮影。 [中11] イギリス・ロンドン市「キューガーデン」にて、2008年03月03日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中13・下] 岐阜県可児市「ぎふワールドローズガーデン」にて、2022年03月20日撮影。
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