とびかずら (飛び葛)

Mucuna sempervirens

Mucuna sempervirens

ブータンから中国中南部、それにわが国の九州に分布しています。
これまでは熊本県菊鹿町の相良観音寺近くの1本だけしかないと言
われてきましたが、近年になって長崎県佐世保市のトコイ島でも発見
されました。蔓は黒褐色で、葉は三出葉です。小葉は卵形から楕円
形または長楕円形で、先端が尖ります。4月から5月ごろ、下垂した
総状花序に暗紫色の花を咲かせます。仏教では「ウドンゲ(優曇
華)」と呼ばれ、「三千年に一度開花して、その時は金輪王が現れる」
とされます。
マメ科トビカズラ属の常緑蔓性木本で、学名は Mucuna sempervirens。
英名はありません。
名古屋市千種区「東山植物園」にて、2004年11月21日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp