とうあずき (唐小豆)

Abrus precatorius

わが国の先島諸島から東南アジア、オーストラリア、アメリカのフロリ
ダ州から熱帯アメリカ、熱帯アフリカに分布しています。蔓性で長さは
10メートル以上になり、葉は羽状複葉で互生します。小葉は長楕円
形で7〜15対あります。夏と冬、長い花梗をだしてピンク色から紫色
まれに白色の花を咲かせます。果実は莢果で、なかには朱赤色と黒
色のツートンカラーの種子がつきます。葉にはサポニンが含まれ、天
然甘味料として利用されます。一方、種子はネックレスなどの装飾用
にもなりますが、猛毒のタンパク質アブリンが含まれ、誤って食べる
と腹痛や嘔吐を引き起こし、死に至ることもあります。
マメ科トウアズキ属の常緑多年草で、学名は Abrus precatorius。
英名は Rosary pea, Crab's eye, Coral pea。
オーストラリア・シドニー市チェリーブルックにて、
2005年12月02日撮影。(photo by Yumi Gunji)

Shu Suehiro
shu@botanic.jp