イソトマ





    プロフィール

  キキョウ科イソトマ属の多年草で、学名は Isotoma axillaris (syn. Laurentia axillaris)。
  オーストラリアの東部、クイーンズランド州からニューサウスウェールズ州、ビクトリア州に分布しています。岩の露頭などに生え、高さは30センチほどになります。葉は淡緑色で、分裂します。夏から秋にかけて、青色の星形の花を咲かせます。冬には枯死して、春には再び成長します。茎を傷つけると白い乳汁がでますが、皮膚被れの原因となることもあります。
  系統・品種と用途

  イソトマ・アキシルラリス系の園芸品種としては、「ブルースター」や「アバンギャルド」、「ブルーホープ・飛騨」などがあります。
  栽培のポイント

  「イソトマ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。

気候区分

作業

1

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温暖地

種まき

植えつけ

(S)

(F)


花期

(S)

(F)


気候区分

まきどき (春|秋)

開花時期 (春|秋)
寒 地 04/上〜06/上   07/上〜10/上  
寒冷地 03/下〜05/上   06/下〜10/上  
温暖地 03/中〜04/下 09/中〜10/上 06/中〜10/中 05/上〜10/中
暖 地 03/上〜04/中 09/下〜10/中 06/上〜10/下 04/下〜10/下

ご注意

  発芽温度は10〜25℃、生育温度は5〜25℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。

 


152025

発芽適温

15-20

生育適温

15-20

栽培のポイント

  暑さに弱く、寒さにも弱い性質です。本来は多年草ですが、露地での冬越しは難しそうです。

 

pH

5.06.07.0

土壌酸度

6.0-6.5

栽培のポイント

  水はけのよい、中性に近い弱酸性を好みます。強い酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。

 


0

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栽培間隔

3-(4)


栽培のポイント

  連作障害がでますので、いちど栽培した場所では、少なくとも3年は栽培しないようにしてください。
  栽培のステップ

  「イソトマ」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

 

ステップ

内容

種まき・育苗

(1) ふつうは3月下旬から4月下旬か、9月中旬から10月上旬ごろに、連結ポットに3〜5粒ずつ蒔くか、育苗箱に薄くばらまきします。好光性なので、覆土は掛けないで、軽く押さえるようにします。












(2) 日なたに置き、土の表面が乾いたら水やりをします。

(3) 本葉が4〜5枚のころ、3号ポットに1株ずつ鉢上げします。

植えつけ

(1) 庭植えの場合は、1平方メートルあたり完熟堆肥5kg、それに苦土石灰100g、有機配合肥料50gをすき込みます。




(2) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒6に腐葉土3、軽石1の割合で混ぜたものに緩効性肥料を加えて用土とします。

(3) 3号ポットの底から根が見えるようになったら、日当たりと水はけのよい場所に、株間20センチほどで植えつけるか、7号鉢に1株を目安に植えつけます。




(4) 秋まきとのとき、日当たりの良い室内や霜のあたらない暖かい日だまりで冬越しさせます。

生育管理

(1) 乾かし気味に管理し、水やりは土の表面がしっかり乾いてから午前中に行います。










(2) 少量の有機固形肥料または2週間に1回の液肥を与えるようにします。冬の間は休眠状態となりますので、肥料を与えないようにします。

(3) 花がある程度咲き終わったり、伸びすぎたら半分くらいまで切り戻します。

(4) 露地植えにしたときは、株を地際から草丈の半分ほどに切り戻して、鉢植えにして取り込むことが基本です。日当たりの良い室内や霜のあたらない暖かい日だまりで冬越しします。(※ただ、あまり成功しません。)
  おもな病害虫

  「イソトマ」にはあまり病虫害はありませんが、「うどん粉病」や「灰色かび病」、「アザミウマ」や「アブラムシ」などの被害に注意が必要です。
  写真提供: 「ボタニックガーデン」  イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん