コンパニオンプランツ-7(オクラ×ひまわり)


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    はじめに

  「野菜を一種類だけで育てるときと比べて、近傍に異なる種類の野菜を一緒に栽培すると、病害虫を抑えられたり、成長を促進できたりすることがあります。そうした相性の良い作物の組み合わせが「コンパニオンプランツ(共生植物)」と呼ばれます。ただ「コンパニオンプランツ」のほとんどは経験的に言われているもので、科学的に解明されている例は少ないとされます。また「コンパニオンプランツ」の栽培は、劇的な効果が期待できるものではないことも考えておくことがあります。
  栽培のポイント

  「オクラ×ひまわり」を「コンパニオンプランツ」として栽培するときのポイントはつぎのとおりです。
  「ひまわり」を「オクラ」のコンパニオンプランツとして植えることで、「ひまわり」が害虫の侵入を防ぐ「おとり(バンカープランツ)」となり、さらに花に訪れる昆虫が「オクラ」の受粉を助けてくれます。また、背が高くなる「ひまわり(高性種)」は、強風に弱い「オクラ」の風よけとしても機能します。
  栽培のステップ

  「オクラ×ひまわり」を「コンパニオンプランツ」として栽培するときの、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。

 

ステップ

内容

播種・育苗

(1) 3号ポットにタネまき用土を入れ、「オクラ」のタネを3~4粒、間隔をあけてまきます。覆土は1センチくらい。寒さに弱いので、20℃程度になるように保温します。

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(2) 本葉が2枚のころ、間引いて2本立てにします。本葉が3~4枚のころ、1本立てにします。そのあと本葉が5~6枚になるまで育苗します。

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(3) 「オクラ」の播種から15~20日後に、3号ポットにタネまき用土を入れ、「ひまわり」のタネを2~3粒、間隔をあけてまきます。覆土は1センチくらい。

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(4) 本葉が4~5枚のころまでに、間引いて1本立ちとします。

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畑の準備

(1) 酸性土壌にやや弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり150gの苦土石灰を施し、よく耕します。

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(2) 畝の全面に1平方メートルあたり3kgの完熟堆肥と100gほどの有機配合肥料を施し、よく耕します。幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。

定植

(1) 条間40~45センチ、株間40~50センチ間隔で植え穴をあけ、根を傷めないように注意して「オクラ」と「ひまわり」の苗を植えつけます。

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(2) 「ひまわり」は、「オクラ」の成長を妨げないよう、西側か風上側に植え付けます。

管理

(1) 草丈が伸びてきたら、支柱を立てて誘引します。

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(2) 植えつけ後3週間ごろから、2週間に1回の割合で、必要に応じて有機配合肥料を追肥として与えます。

(3) 日差しが強くて、土が乾燥するころには、畝に敷きわらをします。

(4) 「オクラ」の下葉が混み合ってきたら、着果節以下1~2枚を残して、その下の葉を摘み取ります。

収穫

(1) 「オクラ」は開花から7~10日、長さが6~7センチくらいのころに収穫します。果梗が硬いので、かならずはさみで切り取ります。

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(2) 「オクラ」は、莢果が大きくなりすぎないうちに、取り残しのないように収穫します。
  写真提供: 「ボタニックガーデン」  イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん