
かんこくかぼちゃ(韓国南瓜)


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プロフィール

ウリ科カボチャ属の一年草で、学名は Cucurbita moschata。
主な産地は韓国ですが、わが国でも一部の地域で栽培されています。「ズッキーニ」に似ていますが、「にほんかぼちゃ」などと同じ種類に分類されます。未熟な果実を若採りして食べるのが特徴で、皮は薄く滑らか、果肉は柔らかくほんのりとした甘味があります。別名で「ちょうせんズッキーニ(朝鮮ズッキーニ)」や「エホバㇰ(애호박)」とも呼ばれます。
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系統・品種と用途

品種には「ソウルマディ(Seoulmadi)」、「ブラムサチョル(Bulam-sacheol)」、「ミソ(Miso)」、「キングカエ(King Ka Ae)などがあります。わが国でも「カボッキー」や「マッチャン」、「リッチーナ」などの品種が販売されています。
韓国料理においては、チゲ(鍋料理)やスープの副材料として四季を通して使われるほか、主材料としてもナムル(和えもの)やポックム(炒めもの)、ジョン(衣焼き)など、さまざまに調理されます。
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栽培のポイント

「かんこくかぼちゃ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 8
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 9
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 10
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 11
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
05/上〜06/上 |
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08/下〜10/上 |
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| 寒冷地 |
04/中〜05/下 |
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08/中〜09/下 |
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| 温暖地 |
04/上〜05/下 |
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07/下〜09/下 |
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| 暖 地 |
03/下〜05/中 |
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07/中〜09/中 |
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ご注意
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発芽温度は15〜40℃、生育温度は10〜35℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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20-25
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生育適温
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20-25
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栽培のポイント
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果菜類のなかでは、低温にも高温にも耐え、育てやすい野菜です。ただ多湿地では疫病が発生することがあるので、水はけをよくすることが大切です。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.5-6.8
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栽培のポイント
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中性に近い弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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0-(1)
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栽培のポイント
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ウリ科ではめずらしく連作障害のでにくい野菜です。それでも念のため、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないほうが無難です。
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栽培のステップ

「かんこくかぼちゃ」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) タネを一晩水に漬けておきます。育苗箱に条間10センチ、株間2センチほどの間隔で条まきします。覆土は1センチくらいです。3〜3.5号ポットに直接、1〜2粒ずつ蒔いてもかまいません。
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(2) 本葉が1枚のころ、3.5〜4号ポットに移植します。寒さには強いですが、早い時期にはビニールトンネルなどで保温してください。
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(3) 本葉が4〜5枚になるまで育苗します。
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畑の準備
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(1) 強い酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり150gの苦土石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝の真ん中に20〜30センチほどの溝を掘るか、全面に1平方メートルあたり3kgの完熟堆肥と100gほどの有機配合肥料を施し、よく耕します。そのあと幅90センチ、高さ10センチとほどの畝を立てます。
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植えつけ
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(1) 遅霜の心配がなくなり、本葉が4〜5枚くらいに育ったころに植えつけます。
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(2) 畝に、株間60〜80センチの間隔で植え穴を掘り、根を傷めないように注意して植えつけます。10号深鉢には1株、65センチの深プランターに2株を植えることができます。
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(3) 生育初期の保温と害虫防除のため、必要に応じてビニールのホットキャップやあんどんで被います。
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整枝・追肥
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(1) 親蔓1本と子蔓1本を伸ばして、ほかの子蔓は摘み取ります。蔓の整枝をせず、そのまま放任にしても栽培できます。
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(2) それぞれの蔓は、畝の両側に伸ばします。蔓の下に、マルチングや敷きわらをします。
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(3) 立体栽培にするときは、蔓を1〜2本ずつ、ネットに誘引します。
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(4) 蔓の長さが50〜60センチになったころ、必要に応じて追肥として有機配合肥料などを施します。窒素分が多いと「つるぼけ」を起こすので注意が必要です。
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収穫
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(1) ふつう開花後7〜10日たち、長さ18〜20センチ、300〜400グラムになったころに収穫します。
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(2) 収穫が遅れると、果実が大きくなりすぎ、味が落ちたり、株に負担が掛かってしまうので注意が必要です。
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おもな病害虫

「かんこくかぼちゃ」には比較的病害虫が少ないですが、アブラムシ類やウリハムシなどの害虫、うどんこ病などの病気が発生します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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