ちょうせんかまきり (朝鮮蟷螂)

Tenodera angustipennis

わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布しています。平地から山地に生息し、体長は65〜90ミリになります。ふつうに「カマキリ」といえば本種のことをいいます。後翅の前縁部と中央にならぶ暗褐色の短かい筋が特徴です。また前脚の基部には橙赤色の斑があります。他の昆虫などをおもな餌にしています。写真は中くらいの幼虫です。 
カマキリ科テノデラ属の昆虫類で、学名は Tenodera angustipennis。英名は Narrow-winged mantis。 
大阪府四條畷市清滝中町にて、2006年07月07日撮影。 

Shu Suehiro
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