はくびしん (白鼻芯) [Index] [Back]

Paguma larvata

Paguma larvata

Paguma larvata

Paguma larvata

Paguma larvata

わが国の各地をはじめ、中国南部や東南アジアに分布しています。山地の森や雑木林、耕作地の近くや人里などに生息し、体長は50〜75センチ、体重は3.5〜6キログラムになります。毛はやわらかくて長く、毛色は灰褐色や褐色、黒褐色などで、背中の中央は濃く、腹部は淡色です。鼻筋には白線があり、頬は白く、目の下にも白斑があるのが特徴です。夜行性で、昼間は巣穴などで休み、多くの時間を樹上で過ごしています。イチジクやマンゴー、バナナやミカン、カキ、ブドウなどの果実類や種子などを好みますが、鳥や鳥の卵のほか、カエルや昆虫、カニなどの甲殻類や小動物などの肉類も食べます。 
ジャコウネコ科ハクビシン属のほ乳類で、学名は Paguma larvata。英名は Masked palm civet、Gem-faced civet。 
千葉県香取市大角にて、2016年09月12日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp