はしひろがも (嘴広鴨) [Index] [Back]

Spatula clypeata

Spatula clypeata

Spatula clypeata

Spatula clypeata

ユーラシア大陸北部、北アメリカ大陸北部に広く分布・繁殖し、冬にアフリカやアジア、北アメリカ南部、中央アメリカなどの南へ渡ります。わが国では越冬のために飛来する冬鳥となっています。全長はオスが51センチ、メスが43センチほどです。オスは頭が緑色、背は白色と黒色の模様、胸は白色、腹・脇は赤褐色、尾は白色でくちばしは黒色です。メスは全体が褐色で、黒褐色の斑が全体にあり、くちばしは黄褐色です。食性は雑食で、種子やプランクトン、昆虫、軟体動物、魚類などを食べます。
カモ科ハシビロガモ属の鳥類で、学名は Spatula clypeata。英名は Commons shoveler、Northern shoveler。
富山市婦中町「富山県中央植物園」にて、2025年03月21日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp