いねどろおいむし (稲泥負い虫)
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わが国から台湾、中国に分布しています。6月から7月ごろ、幼虫が「いね」の葉を食害します。幼虫は体長5ミリくらいで背中に糞をつけていて、小さな泥の塊のように見えます。成虫は田んぼ以外の場所で越冬し、5月中旬ごろになると田んぼに飛来して産卵します。
ハムシ科オウレマ属の甲虫類で、学名は Oulema oryzae。英名は Rice leaf beetle。
[上・中] 茨城県神栖市矢田部にて、2008年06月20日撮影。
[下] 同上にて、2008年06月24日撮影。
Shu Suehiro
shu@botanic.jp