かだやし (蚊絶やし) [Index] [Back]

Gambusia affinis

Gambusia affinis

北アメリカが原産です。いまではわが国でも外来種として分布を広げています。流れのあまりない淡水域や汽水域に生息し、体長はオスが3センチ、メスは5センチほどになります。プランクトンや小型の水生昆虫、魚卵、稚魚などを餌にしています。繁殖は卵胎生で、春から秋にかけて、メスの体内で卵を受精・孵化させ、一度に100尾ほどの仔魚を産出します。蚊の幼虫であるボウフラを捕食することが、和名や英名の由来となっています。 
カダヤシ科カダヤシ属の魚類で、学名は Gambusia affinis。英名は Mosquitofish、Topminnow。 
アメリカ・テキサス州「ダラス植物園」にて、2012年09月02日撮影。(photo by Jon Suehiro) 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp