くろじょうびたき (黒尉鶲) [Index] [Back]

Phoenicurus ochruros

Phoenicurus ochruros

Phoenicurus ochruros

Phoenicurus ochruros

ヨーロッパ中南部からロシア中南部、モンゴル、中国中西部で繁殖し、冬期はアフリカ北部やヨーロッパ南部、西南アジア、インドに渡ります。南部ヨーロッパでは留鳥となっています。わが国でも、ときおり迷鳥として観察されます。オスは全体が黒く、羽根のところに白い模様があり、尾羽根がオレンジ色です。メスは茶色っぽい色をしています。全長13〜15センチ、翼長は23〜26センチあります。崖や岩場の斜面の穴などに椀型の巣を作ります。1回に5〜10個の卵を産みます。卵の色はヨーロッパの亜種は白色、アジアの亜種は薄い青色です。 
ヒタキ科ジョウビタキ属の鳥類で、学名は Phoenicurus ochruros。英名は Black redstart。 
ポルトガル・セントロ地方レイリア市にて、2024年05月29日撮影。(photo by Yumi Gunji) 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp