くさかげろう (草蜻蛉) [Index] [Back]

Chrysopa sp.

Chrysopa sp.

クサカゲロウ科には、世界中で1300種ほどが知られています。体長は10〜30ミリほどで、全体に草色をしています。平地の草むらなどに棲み、5月から9月ごろに出現します。餌はアブラムシやカイガラムシ、ダニなどの小昆虫です。卵は長い卵柄をもち、優曇華(うどんげ)の花と呼ばれます。これは法華経にある、3000年に一度咲くという伝説の花に由来します。
クサカゲロウ科クサカゲロウ属の昆虫で、学名は Chrysopa sp.(属の総称)。英名は Green lacewings。
オーストラリア・シドニー市チェリーブルックにて、2008年03月18日撮影。(photo by Yumi Gunji)

Shu Suehiro
shu@botanic.jp