まつのぎょうれつけむし (松の行列毛虫) [Index] [Back]

Thaumatopoea pityocampa

Thaumatopoea pityocampa

Thaumatopoea pityocampa

Thaumatopoea pityocampa

Thaumatopoea pityocampa

「おびが」の一種の幼虫で、ヨーロッパの中部から南部に分布しています。幼虫は「まつ」の枝などに大きなテントを作り、共同生活をしています。羽化するのは5月から7月ごろですが、春になると土のなかにもぐり、さなぎになるために、行列をつくって場所探しをする習性があります。このことは、ファーブル昆虫記にも記載されています。
オビガ科タウメトポエア属の昆虫で、学名は Thaumatopoea pityocampa。英名は Pine processionary。
[上・中1〜2] スペイン・バレンシア県プソルにて、2011年03月22日撮影。(photo by Yumi Gunji)
[中3] 同上にて、2011年02月21日撮影。(photo by Yumi Gunji)
[下] 同上にて、2011年02月20日撮影。(photo by Yumi Gunji)

Shu Suehiro
shu@botanic.jp