なみはなあぶ (並花虻)

Eristalis tenax

Eristalis tenax

Eristalis tenax

Eristalis tenax

Eristalis tenax

Eristalis tenax

Eristalis tenax

Eristalis tenax

Eristalis tenax

わが国の各地をはじめ、世界中に広く分布しています。平地から山地にふつうに生息し、体長は15ミリほどになります。全体が黒色で、腹部にオレンジ色の大きな三角斑があり、翅の中央が褐色をしています。単に「はなあぶ」とも呼ばれ、4月から12月ごろに出現します。ハチの姿に擬態していますが、ハエの仲間です。花の蜜や花粉を餌にしています。幼虫は水中に生活し、「おながうじ(尾長蛆)」と呼ばれます。 
ハナアブ科ナミハナアブ属の昆虫類で、学名は Eristalis tenax。英名は Drone fly。 
[上] 滋賀県米原市上野「伊吹山」にて、2006年07月27日撮影。
[中1] 茨城県神栖市「波崎海岸」にて、2008年06月16日撮影。
[中2・中3] 千葉県香取市大角にて、2011年06月14日撮影。
[中4] 同上にて、2011年07月17日撮影。
[中5・中6] 宮城県蔵王町「蔵王酪農センター」にて、2022年06月13日撮影。
[中7・下] 宮城県大河原町大谷にて、2023年12月08日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp