おながくろむくどりもどき (尾長黒椋鳥擬き)

Quiscalus mexicanus

もともとは中央アメリカから南アメリカに分布していました。現在では人間による環境変化によって、アメリカのオレゴン州からアーカンソー州あたりまで分布するようになっています。小さな森や茂み、農場、都市の公園などさまざまなところに生息し、体長はオスが45センチ、メスは35センチほどになります。オスは光沢のある濃紺色で長い尾をもち、眼は金色です。メスは茶褐色で尾はオスより短く、眼は汚白色をしています。昆虫やトカゲ、カエル、魚などを餌にしています。 
ムクドリモドキ科クイスカルス属の鳥類で、学名は Quiscalus mexicanus。英名は Great-tailed grackle。 
アメリカ・テキサス州ダラス市にて、2006年03月04日撮影。(photo by Jon Suehiro) 

Shu Suehiro
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