おおばん (大鷭) [Index] [Back]

Fulica atra

Fulica atra

わが国をはじめ、ユーラシア大陸やアフリカ大陸北部に広く分布しています。湖沼や湿原、水田などの生息し、全長は39センチほどになります。頭部や頸部は黒い羽毛で、胴体は灰黒色の羽毛で被われます。また上嘴から額にかけて白い肉質(額板)があるのが特徴です。おもに水生植物を餌としていますが、魚類、鳥類の卵や雛、昆虫、軟体動物なども食べます。水辺や水生植物の中に皿状の巣を作り、年に2〜3回産卵します。
クイナ科オオバン属の鳥類で、学名は Fulica atra。英名は Eurasian coot。
茨城県水戸市見川「千波湖」にて、2011年02月26日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp