ロマレア・ミクロプテラ [Index] [Back]

Romalea microptera

アメリカの南東部、ノースカロライナ州から南にジョージア州とフロリダ州を通り、西にテキサス州中央部にかけて見られます。沼地、広大な森林地帯、雑草の多い畑などに生息しています。アメリカで最大のバッタで、長さが9センチほどになります。ふつうにはオスの成虫の長さは4.3〜5.5.センチ、メスの成虫では5〜7センチです。成虫の体色はカラフルですが、その警告色のパターンは生息域によってかなり異なります。生息域の東部では、ほとんど黄色または黄褐色であり一部が黒色、西部では、赤色または黄色の模様がついた光沢のある黒色です。両方の翅は短く、腹部の長さの4分の3未満しか伸びておらず、飛ぶことができません。 
バッタ科ロマレア属の昆虫類で、学名は Romalea microptera。英名は Eastern lubber grasshopper。 
アメリカ・テキサス州「ビッグベンド国立公園」にて、2013年10月31日撮影。(photo by Jon Suehiro) 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp