せっけいかわげら (雪渓川螻蛄) [Index] [Back]

Eocapnia nivalis

わが国の本州から北海道の積雪地方に分布しています。本州平野部では2〜3月に雪上に見られ、高山では雪渓上に夏に出現します。体長は約10ミリで黒色、翅はなく、地域によってはその痕跡がある場合もあります。腹部は10節からなり、胸部は3節に分かれているように見えます。氷雪プランクトンと呼ばれる、幼虫は渓流の水中に棲み、成虫は雪の中の藻類や原生動物などを捕食します。俳句では「雪虫(ゆきむし)」として春の季語、高山のものは「雪渓虫(せっけいむし)」として夏の季語になっています。 
クロカワゲラ科セッケイカワゲラ属の昆虫類で、学名は Eocapnia nivalis。英名はありません。 
山形県小国町小玉川にて、2018年03月18日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp