しょうじょうこうかんちょう (猩々紅冠鳥)

Cardinalis cardinalis

Cardinalis cardinalis

新北区の南部、アメリカの東部から中部、南部それにメキシコが原産です。カリフォルニア州やハワイ州などにも導入され、その分布域を広げています。林縁や低木帯、人家の周りの茂みなどに生息し、体長は21〜23センチになります。オスは黒い顔をのぞいて全体が赤色で、メスは淡褐色から淡い緑褐色をしています。頭部に尖った冠毛があり、くちばしは円錐形で橙赤色です。変異が多く、18亜種が確認されています。主にメスのフェースマスクの色で区別するそうです。植物の種子や穀物、果実、昆虫などを餌にしています。一年中、音楽的にさえずります。 
ホオジロ科コウカンチョウ属の鳥類で、学名は Cardinalis cardinalis。英名は Northern cardinal。 
アメリカ・ペンシルベニア州ステートカレッジにて、2011年05月02日撮影。(photo by Jon Suehiro) 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp