うつぎのひめはなばち (空木の姫花蜂) [Index] [Back]

Andrena prostomias

Andrena prostomias

Andrena prostomias

わが国の本州から四国・九州に分布しています。体長は10〜13ミリほどで、オスには頭には黄緑色の斑点があります。地中営巣型の蜂で、「うつぎ」の花が咲くころ、一斉に成虫に羽化し、土の中から飛び出して、「うつぎ」の花粉と蜜を集めて巣作りをします。5月下旬からわずか10日ほどで巣作りを完了させ、6月中旬には姿を消してしまいます。「うつぎ」の木から半径数百メートルの範囲でしか生活していけないそうです。 
ヒメハナバチ科ヒメハナバチ属の昆虫類で、学名は Andrena prostomias (syn. Calomelissa prostomias)。英名はありません。 
宮城県川崎町支倉にて、2022年06月15日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp