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わが国の本州、中部地方以西から四国・九州、それに中国やインドシナ半島に分布しています。樹幹は直立して、樹皮のコルク層がよく発達しています。葉は長楕円形で互生し、縁には鋸歯があります。4月から5月ごろ、花を咲かせますが、雄花序は黄褐色で垂れ下がり、雌花序は葉腋につきます。外皮からはアベマキコルクが製造されます。名前は「あばたまき」の意味で、岡山の地方名が標準和名になったと言われています。写真中4・中5は、クヌギハオオケタマバチの虫えいで「アベマキハオオケタマフシ」。
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ブナ科コナラ属の落葉高木で、学名は Quercus variabilis。英名は Oriental oak、Chinese cork oak。
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The Oriental oak (Quercus variabilis) belongs to the Fagaceae (the Beech family). It is a tall deciduous tree that is native from Chubu district of Honshu to Shikoku and Kyushu, as well as China and the Indo-China Peninsula. The trunk is erect and has thick cork layer. The leaves are oblong and serrated. The flowers bloom in April to May, the male clusters are yellowish brown and drooping, and the female clusters bear at axils. The outer bark is used as an ingredient of cork.
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[上] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2003年04月19日撮影。 [中3] 同上にて、2003年09月14日撮影。 [中1・中2] 大阪府河内長野市滝畑「南葛城山」にて、2006年05月15日撮影。 [中4] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2005年08月05日撮影。 [中5] 同上にて、2006年01月12日撮影。 [中6] 茨城県那珂市「茨城県植物園」にて、2015年02月01日撮影。 [中7〜8・下] 新潟市秋葉区「新潟県立植物園」にて、2017年05月04日撮影。
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