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わが国の本州、東北地方南部から中国地方それに四国に分布しています。明るい林内や草地に生え、高さは40〜80センチになります。太い根茎から3回3出複葉の葉を根生します。小葉は卵形から狭卵形、縁には浅い重鋸歯があり、先端は尾状に尖ります。6月から7月ごろ、赤みを帯びた花茎を伸ばし、広い円錐状の花序に白い花を咲かせます。この仲間は変異が多いそうです。
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ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で、学名は Astilbe thunbergii var. thunbergii。英名はありません。
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"Aka-shoma" (Astilbe thunbergii var. thunbergii) belongs to Saxifragaceae (the Saxifrage family). It is a perennial herb that is distributed southward from southern Tohoku district to Chugoku district of Honshu and Shikoku in Japan. This herb grows in light forests and grasslands, and is 40 to 80 cm tall. It produces 3 times triternate compound from a thick rhizome. The leaflets are ovate to narrowly ovate, with shallow biserrations on the edges, and the tips are pointed at the tips. There is a lot of variation in this group.
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[上・中1] 群馬県みなかみ町湯桧曽「谷川岳」にて、2009年07月26日撮影。 [中2・中3] 滋賀県米原市藤川「伊吹山」にて、2005年07月25日撮影。 [中4] 大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2005年05月26日撮影。 [中5・中6] 宮城県仙台市「泉ヶ岳」にて、2016年06月04日撮影。 [中7〜中9] 山形県山辺町「山形県県民の森」にて、2017年07月09日撮影。 [中10〜中14] 岩手県雫石町「犬倉山」にて、2019年07月11日撮影。 [中15〜16・下] 宮城県加美町「薬莱山」にて、2023年04月27日撮影。
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