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わが国の北海道南部から本州、四国・九州それに朝鮮半島や中国、ウスリーに分布しています。明るい雑木林などに生え、高さは5〜10センチになります。葉は先端が尖った心形で、花期にはほとんど展開していません。4月から5月ごろ、花柄を伸ばして、紅紫色から淡紅紫色の花を咲かせます。距は太く、ぼってりとしています。
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スミレ科スミレ属の多年草で、学名は Viola rossii。英名はありません。
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"Akebono-sumire" (Viola rossii) belongs to Violaceae (the Viola family). It is a perennial herb that is distributed from southern Hokkaido to Honshu, Shikoku and Kyushu in Japan, as well as the Korean Peninsula, China and Ussuri. This herb grows in open brushes and can reach 5-10 cm in height. The leaves are heart-shaped with acute tips and little or nothing foliating in flower season. The magenta to pale magenta flowers bloom on the long peduncles from April to May. The spurs are thick and meaty.
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[上・中1〜3] 長野県小諸市「高峰高原」にて、2009年05月23日撮影。 [中4〜中8] 福島県川俣村「花塚山」にて、2014年05月17日撮影。 [中9] 山形県小国町小玉川にて、2015年06月20日撮影。(photo by Aya Seko) [中10〜中12] 大分県別府市「東山いこいの森」にて、2018年04月27日撮影。 [中13〜中18] 福島県新地町「鹿狼山」にて、2020年04月21日撮影。 [中19〜中21] 宮城県山元町「深山」にて、2020年05月01日撮影。 [中22〜中27] 宮城県仙台市青葉区「蕃山」にて、2021年04月07日撮影。 [中28] 宮城県川崎町支倉「釜房山」にて、2021年04月21日撮影。 [中29・下] 宮城県川崎町支倉「みちのく湖畔公園」にて、2021年04月21日撮影。
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