アメリカきささげ (アメリカ木大角豆)

Catalpa bignonioides

Catalpa bignonioides

Catalpa bignonioides

Catalpa bignonioides

Catalpa bignonioides

アメリカの南部、ジョージア州からミシシッピー州が原産だと考えられています。現在では、東部から中部に広く帰化しています。わが国へも明治時代の終わりに渡来しています。湿り気のある道ばたや開墾地などに生え、高さは15メートルほどになります。樹皮は灰褐色で、鱗状に割れ目が入ります。葉は卵形で対生し、先端が短く尖ります。また長い葉柄があります。5月から6月ごろ、枝先に大きな円錐花序をだし、白色から乳白色の花を咲かせます。花冠の咽部には黄色と紫褐色の斑が入ります。果実は莢果で、長さが15〜30センチあり、秋に熟します。 
ノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木で、学名は Catalpa bignonioides。英名は Southern catalpa、Indian bean。 
 
[上・中1・中3・下] アメリカ・テキサス州ダラス市にて、2006年04月14日撮影。(photo by Jon Suehiro)
[中2] 同上にて、2006年06月17日撮影。(photo by Jon Suehiro) 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp