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わが国の本州、宮城県以南の太平洋側から四国・九州に分布しています。高さは1〜7メートルほどになり、純林を形成することもあります。葉は倒披針形から長楕円形で枝先に集まってつき、葉身の上半部には浅い鋸歯があります。3月から5月ごろ、枝先から円錐花序を下垂させ、小さな壺形の花を咲かせます。「あせび」が正式名ですが、水原秋桜子の俳誌や万葉集にも登場する「あしび」の呼び名が好きです。アセボトキシンなどを含む有毒植物で、食べると足が痺れるそうです。
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ツツジ科アセビ属の常緑低木で、学名は Pieris japonica。英名は Japanese andromeda、Lily of the valley bush。
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The Japanese andromeda (Pieris japonica) belongs to Ericaceae (the Azalea family). It is a small evergreen tree that is distributed from Miyagi Prefecture south to the Pacific Ocean Side of Honshu, Shikoku and Kyushu. These trees occasionary form pure forests, and it can reach 1-7 m in height. Leaves are oblanceolate to elliptic with shallow toothed edges at upper half of leaf blades, and cluster at end of twigs. Small whitish bell-shaped flowers come in drooping panicles from March to May. This tree includes a poisonous asebotoxin. If you eat these leaves, your feet may be numb with poison.
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[上] 岐阜県瑞浪市釜戸町「竜吟峡」にて、2007年04月13日撮影。 [中1] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2007年03月10日撮影。 [中2・中3] 京都市左京区「京都府立植物園」にて、2006年03月29日撮影。 [中4] 愛知県春日井市「春日井市都市緑化植物園」にて、2007年01月12日撮影。 [中5] 神奈川県鎌倉市「大船植物園」にて、2007年02月14日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中6] 群馬県渋川市伊香保町にて、2008年03月30日撮影。 [中7・中8] 茨城県高萩市「土岳」にて、2012年11月10日撮影。 [中9・中10] 千葉県成田市「千葉県花植木センター」にて、2013年04月12日撮影。 [中11〜中13] 茨城県日立市「高鈴山」にて、2013年11月30日撮影。 [中14・中15] 福島県いわき市「二ツ箭山」にて、2013年12月14日撮影。 [中16・中17] 福島県いわき市「屹兎屋山」にて、2014年01月25日撮影。 [中18・中19] 福島県いわき市「湯ノ岳」にて、2014年03月29日撮影。 [中20・中21] 福島県いわき市「往生山」にて、2014年04月05日撮影。 [中22〜中24] 茨城県日立市「石尊山」にて、2014年12月07日撮影。 [中25・中26] 宮城県石巻市「サンファンパーク」にて、2016年03月21日撮影。 [中27・中28] 宮城県川崎町「みちのく湖畔公園」にて、2018年04月12日撮影。 [中38・下] 同上にて、2021年02月07日撮影。 [中29] 宮城県仙台市太白区「天守閣自然公園」にて、2018年04月12日撮影。 [中30〜中32] 大分県別府市「鶴見岳」にて、2018年04月27日撮影。 [中33〜中36] 宮城県川崎町前川にて、2020年04月14日撮影。 [中37] アメリカ・アーカンソー州「ホットスプリングス」にて、2014年04月07日撮影。(photo by Jon Suehiro)
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