エピパクティス・ギガンテア

Epipactis gigantea

北アメリカの太平洋岸、カナダのブリティッシュコロンビア州からメキ
シコにかけて分布しています。泉のほとりや河岸などに生え、高さは
30〜90センチになります。茎は直立し、広披針形の葉が互生しま
す。3月から8月ごろ、上部の葉腋から緑褐色の萼片をもつ花を咲
かせます。花弁は淡い紅紫色で紫色の筋が入ります。唇弁は3裂
し、真ん中の舌状になったところは蝋質でピンク色またはサーモンピ
ンク色をしています。
ラン科スズラン属の多年草で、学名は Epipactis gigantea。
英名は Stream orchid。
大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2005年05月26日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp