イチョウ (Ginkgo biloba)

いちょう (銀杏)

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	中国原産です。わが国へは古い時代に渡来し、社寺の境内や街路樹として広く植栽されています。高さは４５メートルにもなるそうです。雌雄異株で、４月ごろに花が咲きます。果実は９月ごろ成熟し、外種皮は黄色く悪臭があります。白くて硬い内種皮が「ぎんなん」です。秋には黄葉します。中国語では「銀杏（yin xing）」と呼ばれます。写真中１４は、秋田県の天然記念物で「権現の大銀杏」。写真中４０～４７は、国の天然記念物で「北金ヶ沢の大銀杏」。
	イチョウ科イチョウ属の落葉高木で、学名は Ginkgo biloba。英名は Maidenhair tree、Ginkgo。
	The Maidenhair tree (Ginkgo biloba) belongs to the family Ginkgoaceae. It is a tall deciduous tree that is native to China. It was introduced into Japan in ancient days, and it is widely cultivated in temples and shrines, as a roadside tree. This tree can reach about 45 m in height. It is a dioecious. The flowers bloom in April, and the fruits ripen in September. The outer seed coat is yellow, and has an offensive odor. The inner seed coat is white, hard and called "Ginkgo". The leaves turn yellow in fall. In Chinese, it is called "銀杏" (yin xing).
	[上・中１] 大阪市鶴見区「鶴見緑地公園」にて、2006年04月28日撮影。 [中２] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2005年11月03日撮影。 [中７] 同上にて、2006年11月30日撮影。 [中８] 同上にて、2006年04月06日撮影。 [中３・中４] 大阪府四條畷市下田原にて、2006年07月15日撮影。 [中５] 静岡県浜松市「浜松市フルーツパーク」にて、2005年11月19日撮影。 [中６] 京都市左京区「京都府立植物園」にて、2005年11月28日撮影。 [中９] 同上にて、2006年02月17日撮影。 [中１０] アメリカ・テキサス州「フォートワース植物園」にて、2007年09月16日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中１１] 群馬県沼田市利根町にて、2010年10月03日撮影。 [中１２・中１３] 東京都文京区「小石川植物園」にて、2009年08月09日撮影。 [中２５～中２７] 同上にて、2015年12月27日撮影。 [中１４] 秋田県藤里町藤琴にて、2005年07月17日撮影。 [中１５・中１６] 千葉県香取市新里にて、2011年12月01日撮影。 [中１７・中１８] 栃木県日光市上三依「熊野堂神社」にて、2013年07月21日撮影。 [中１９・中２０] 茨城県桜川市「筑波山」にて、2013年11月09日撮影。 [中２１・中２２] 山梨県富士吉田市「北口本宮浅間神社」にて、2015年11月01日撮影。 [中２３・中２４] アメリカ・テキサス州「ダラス植物園」にて、2015年11月20日撮影。(photo by Jouette Travis) [中２８・中２９] 宮城県石巻市「黄金山神社」にて、2016年03月20日撮影。 [中３０～中３２] 福島県会津若松市「大龍寺」にて、2016年09月10日撮影。 [中３３～中３８] 大分県久留米市「東町公園」にて、2017年10月08日撮影。 [中３９] アメリカ・フロリダ州「フロリダ植物園」にて、2011年05月16日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中４０～中４７] 青森県深浦町北金ヶ沢にて、2020年07月26日撮影。 [中４８・中４９] 宮城県仙台市青葉区「広瀬通」にて、2020年10月26日撮影。 [中５０～中５２] 青森市安方「青い海公園」にて、2023年08月23日撮影。 [中５３～５４・下] 宮城県大河原町小島「小島３号公園｝にて、2023年10月31日撮影。

Shu Suehiro