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わが国の各地に分布しています。湿地に生え、高さは４０～７０センチになります。茎は四角形で直立し、稜の上には、下向きの短い棘があります。葉は披針形で対生します。７月から９月ごろ、茎の先に唇形花を咲かせます。下唇は３裂し、紅色の細点があります。名前は、種子が「ごま（胡麻）」に似ているものの利用されないことから。
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シソ科イヌゴマ属の多年草で、学名は Stachys riederi var. intermedia。英名はありません。
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The "Inu-goma" (Stachys riederi var. intermedia) belong to Lamiaceae (the Mint family). It is a perennial herb that is distributed throughout Japan. This herb grows in wet places and can reach 40-70 cm in height. The stem is quadrangular and erect. The downward short spines are borne on the stem ridges. The leaves are lanceolate and opposite. The pale purple labiate flowers come in July through September. The lips are trilobate with rose-pink fine mottles.
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[上・中１・中５] 長野県伊那市長谷黒河内「入笠牧場」にて、2006年08月24日撮影。
[中２] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2004年07月17日撮影。
[中３] 同上にて、2006年08月19日撮影。
[中４] 岐阜県郡上市高鷲町「ひるがの湿原植物園」にて、2007年09月07日撮影。
[中６～中９] 栃木県日光市「上三依水生植物園」にて、2013年07月21日撮影。
[中１０～１３・下] 青森県弘前市葛原にて、2018年07月15日撮影。
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いぬごま (犬胡麻)
shu@botanic.jp