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わが国の各地をはじめ、南千島にも分布しています。日当たりの良い湿地や川岸などに生え、高さは2〜3メートルほどになります。葉は楕円形で長さは5センチほど、先端が尖らず対生します。雌雄異株で、3月から5月ごろ、葉に先立って短い花穂をつけます。また種子は白い綿毛に包まれます。名前は、柳行李の材料として栽培される「こりやなぎ(Salix koriyanagi)」に似て、質が劣ることから。
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ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で、学名は Salix integra。英名はありません。
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"Inu-kori-yanagi" (Salix integra) belongs to Salicaceae (the Willow family). It is a small deciduous tree that is native to Japan and the southern Kuril Islands. This tree grows in sunny marshes or stream banks and it can reach 2-3 m in height. The leaves are elliptic, about 5 cm long and opposite with dull points. It is dioecious. The short catkins are borne from March to May before foliation. The seeds are covered with woolly hairs.
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[上・中1] 群馬県利根町「赤城山」にて、2008年04月26日撮影。 [中2] 群馬県富士見町「赤城ふれあいの森」にて、2008年04月27日撮影。 [中3・中4] 長野県松本市「内田少年の森」にて、2005年05月21日撮影。 [中5・中6] 茨城県つくば市「つくば実験植物園」にて、2013年01月19日撮影。 [中7〜中13] 宮城県白石市小原にて、2017年04月10日撮影。 [中14〜中17] 山形県小国町小玉川にて、2018年04月14日撮影。 [中18・中19] 同上にて、2018年04月19日撮影。 [中20〜中28] 同上にて、2018年04月24日撮影。 [中35・中36] 同上にて、2019年03月01日撮影。 [中37〜40・下] 同上にて、2019年03月20日撮影。 [中29〜中31] 長野県小海町豊里にて、2018年05月18日撮影。 [中32〜中34] 青森市三内「三内丸山遺跡」にて、2018年07月15日撮影。
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