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わが国の各地に分布しています。山地の木陰や林縁に生え、高さは20〜50センチになります。狭卵形の葉は薄くて鋸歯があり、対生します。8月から10月ごろ、やや淡い紫色を帯びた白い唇形花を咲かせます。萼は緑色で、開出毛が密に生えています。名前は、花穂のかたちが塔に似ていることから。
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シソ科トウバナ属の多年草で、学名は Clinopodium micranthum。英名はありません。
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"Inu-toubana" (Clinopodium micranthum) belongs to Labiaceae (the Mint family). It is a perennial herb that is native to Japan. This herb grows in montane woodlands or forest edges and can reach 20-50 cm in height. The leaves are narrow-ovate, thin and opposite with toothed edges. The pale purple tinged white labiate flowers come in August through October. The calyx lobes are green and covered with dense erect hairs.
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[上・中1〜2] 愛知県設楽町西納庫にて、2007年10月04日撮影。 [中3〜中5] 福島県矢祭町茗荷「八溝山」にて、2013年10月12日撮影。 [中6〜中8] 茨城県つくば市「筑波山」にて、2014年08月23日撮影。 [中9・中10] 山形市関沢「雁戸山」にて、2019年08月01日撮影。 [中11〜12・下] 山形県小国町小玉川にて、2021年09月19日撮影。
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