おはらめあざみ (大原女薊)

Cirsium microspicatum var. kiotoense

Cirsium microspicatum var. kiotoense

Cirsium microspicatum var. kiotoense

わが国の本州、岐阜・富山県以西から近畿地方に分布しています。関東地方から中部地方に分布する「あずまやまあざみ(東山薊)」の変種です。山地の林内や林縁に生え、高さは1.5〜2メートルになります。茎葉は長楕円形で先端が鋭く尖り、羽状に中裂から深裂します。9月から11月ごろ、淡紫紅色の頭花を上向きまたは斜め上向きに咲かせます。総苞は筒状で、総苞片はほとんど反り返らず、棘もありません。名前は、京都の比叡山に多いことから。 
キク科アザミ属の多年草で、学名は Cirsium microspicatum var. kiotoense。英名はありません。 
 
滋賀県大津市葛川中村町「白滝山」にて、2005年10月26日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp