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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国北東部、千島列島、サハリンおよび沿海州などに分布しています。山地の渓流沿いや湿地などに生え、高さは20〜50センチほどになります。10月ごろに発芽し、ロゼットで冬を越します。葉は奇数羽状複葉で、「たねつけばな」よりも小葉が大きく、側小葉に比べて頂小葉がかなり大きいのが特徴です。3月から6月ごろ、総状花序をだして白色の十字状花を咲かせます。さわやかな辛味があって、お浸しや天ぷらなどのほか、刺し身のツマなどにも利用されます。
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アブラナ科タネツケバナ属の二年草で、学名は Cardamine regeliana。英名は Japanese bittercress。
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The Japanese bittercress (Cardamine regeliana) belongs to Brassicaceae (the Mustard family). It is a biennial herb that is distributed throughout Japan, the Korean Peninsula, northeastern China, the Kril Islands, the Sakhalin and Primorsky Krai. This herb grows along mountain streams or in marshy places and can reach 20-50 cm in height. It comes into leaf in October and overwinters by rosette form. The leaves are imparipinnate, lager than "Wavy bittercress" and characterized in that the terminal leaflet is considerable lager than the lateral leaflets. The white cruciate flowers come on the racemes from March to June. The young leaves have a refreshing bitter and used for boiled greens, tempura or garnishes of sashimi in Japan.
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[上・中7] 静岡県伊豆市上船原にて、2007年02月16日撮影。 [中1・中2] 愛知県豊田市足助町「飯盛山」にて、2005年04月03日撮影。 [中3] 長野県小谷村「栂の森遊歩道」にて、2005年07月11日撮影。 [中4] 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷「西穂高岳」にて、2007年08月01日撮影。 [中5・中6] 群馬県富士見村石井「石の窪村有林」にて、2008年04月27日撮影。 [中8〜中10] 千葉県香取市大角にて、2012年04月18日撮影。 [中11〜中14] 千葉県香取市田部にて、2014年04月10日撮影。 [中15・中16] 山形県小国町小玉川にて、2019年04月11日撮影。 [中17〜中19] 宮城県仙台市太白区坪沼にて、2020年04月30日撮影。 [中20・中21] 宮城県山元町「深山」にて、2020年05月01日撮影。 [中22・中23] 宮城県川崎町支倉「みちのく湖畔公園」にて、2021年04月24日撮影。 [中24〜25・下] 宮城県仙台市太白区秋保町湯元にて、2021年05月10日撮影。
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