おうれんしだ (王連羊歯)

Dennstaedtia wilfordii

Dennstaedtia wilfordii

わが国の各地をはじめ朝鮮半島から中国、インド北部にまで分布しています。石灰岩地に多く、涼しい山地の沢沿いや斜面に生え、高さは30〜70センチになります。根茎は地中を長く這います。葉は不規則な2〜3回羽状複葉で、光沢があります。葉柄の下部は黒褐色から赤褐色をしています。ソーラスは葉縁にでき、包膜はコップ形をしています。 
コバノイシカグマ科コバノイシカグマ属の夏緑性シダ類で、学名は Dennstaedtia wilfordii。英名はありません。 
 
滋賀県多賀町霊仙「霊仙山」にて、2005年09月09日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp