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うらじろ (裏白)
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わが国の本州、関東地方以西から四国・九州それに東南アジア、インドに広く分布しています。山地の日当たりの良い乾燥したところに生え、高さは２メートルほどになります。地下茎から葉軸を伸ばして、１対の羽片を広げます。春に、軸の先端から芽を伸ばし、新しい１対の羽片となります。この羽片は、２〜４段くらいになります。この何段にも重なる姿と葉の裏が白いことから、子孫繁栄・夫婦共白髪の縁起物としてお正月飾りに使われます。 |
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ウラジロ科ウラジロ属の常緑多年生シダで、学名は Gleichenia japonica。英名はありません。 |
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The "Urajiro" (Gleichenia japonica) belongs to Gleicheniaceae (the Forking fern family). It is an evergreen fern that is distributed widely westward from Kanto district of Honshu to Shikoku, Kyushu of Japan, as well as Southeast Asia and India. This fern grows in sunny arid mountains. The pair of pinnate leaves on the leaf stalks are borne from the rhizomes and can reach about 2 m in height. This fern grows up new pair of leaves on the shoot apexes in spring. The leaves are 2-4 tiered. Because of the multi-tiered leaves and the white back of the leaves, it is used for New Year's decorations as a lucky charm for the prosperity of descendants and for the both husband and wife with white hair. |
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[上] 奈良県五條市西吉野町湯塩にて、2005年05月03日撮影。 [中１] 岐阜県八百津町久田見にて、2007年06月08日撮影。 [中２] 静岡県浜松市「浜松フラワーパーク」にて、2007年03月14日撮影。 [中３] 京都府宇治田原町「末山・くつわ池自然公園」にて、2006年03月24日撮影。 [中４・中６] 愛知県豊橋市岩崎町「葦毛湿原」にて、2004年04月10日撮影。 [中１１〜中１５] 同上にて、2013年05月26日撮影。 [中５] 大阪府交野市星田「ほしだ園地」にて、2006年10月13日撮影。 [中７] 奈良県五條市西吉野町「銀峰山」にて、2006年04月30日撮影。 [中８〜中１０] 三重県松阪市飯高粟野にて、2012年07月09日撮影。 [中１６〜中１９] 茨城県つくば市「宝篋山」にて、2015年01月24日撮影。 [中２０〜中２２] 石川県七尾市「能登島」にて、2016年08月21日撮影。 [中２３〜中２６] 愛知県蒲郡市金平町にて、2022年03月18日撮影。 [中２７・中２８] 三重県志摩市阿児町にて、2022年03月19日撮影。 [中２９〜３１・下] 三重県鳥羽市浦村町にて、2022年03月19日撮影。 |
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Shu Suehiro
shu@botanic.jp
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