|
|
|
わが国の各地をはじめ、広く東アジアに分布しています。山地の林内に生え、高さは3メートルほどになります。大きな葉は3〜5浅裂して互生します。6月ごろ、葉腋から集散花序をだし、花弁が外側に強く巻いた白い花を咲かせます。和名は、葉のかたちが「うり(瓜)」に似ていることから。中国語では「三裂瓜木(san lie gua mu)」と呼ばれます。
|
|
ウリノキ科ウリノキ属の落葉低木で、学名は Alangium platanifolium var. trilobum。英名はありません。
|
|
The "Uri-no-ki" (Alangium platanifolium var. trilobum) belongs to the family Alangiaceae. It is a small deciduous tree that is widely distributed throughout Japan and other parts of East Asia. This tree grows in montane woodlands and can reach about 3 m in height. The leaves are large, alternate and 3-5 lobate. The cymes are borne on the axils and produce white flowers in June. The petals are strongly-excurved. The Japanese name is derived from the shape of gourds. In Chinese, it is called "三裂瓜木" (san lie gua mu).
|
|
[上・中1〜2] 群馬県沼田市利根町にて、2010年06月27日撮影。 [中3・中4] 栃木県日光市「東大付属日光植物園」にて、2010年06月26日撮影。 [中5] 長野県松本市奈川にて、2005年06月25日撮影。 [中6] 長野県軽井沢町「軽井沢町植物園」にて、2008年10月18日撮影。 [中7・中8] 福島市松川町「水原地区くまがいそう自生地」にて、2023年05月04日撮影。 [中9〜10・下] 宮城県仙台市太白区「仙台市野草園」にて、2024年11月10日撮影。
|