|
|
|
メキシコから熱帯アメリカが原産ですが、熱帯各地で広く栽培されています。名前は、沖縄での漢名「蕃石榴」の読み方、「ばんじろう(ばんしるー)」から。果実は球形・卵形または洋なし型で、先端に萼がつきます。「ばんじろう」は、昔からインディオによって「聖なる木」と呼ばれ、皮膚病や火傷の治療に使われていました。この葉を煎じたグァバ茶は、アレルギー疾患に効果があるそうです。写真中16〜17は園芸品種の「ルビーグァバ(cv. Ruby Guava)」、写真中18は「ホワイトグァバ(cv. White Guava)」。
|
|
フトモモ科バンジロウ属の常緑小高木で、学名は Psidium guajava。英名は Common guava。
|
|
The Common guava (Psidium guajava) belongs to Myrtaceae (the Myrtle family). It is a semi-tall evergreen tree that is native from Mexico to tropical America. Nowadays, this tree is cultivated widely in the tropical areas. The fruits are globose, ovate or pear-shaped with their calyces. Common guava has been called "Sacred tree" by the indigenous peoples since early times and used as a traditional medicine for skin diseases and burn injury. The guava leaves have an effect on curing for allergy disease.
|
|
[上] 静岡県東伊豆町「熱川バナナワニ園」にて、2009年02月22日撮影。 [中1] 愛知県名古屋市守山区「東谷山フルーツパーク」にて、2006年11月15日撮影。 [中2] 静岡県浜松市都田町「浜松市フルーツパーク」にて、2005年11月19日撮影。 [中3] ベトナム・ハノイ市にて、2010年09月02日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中4・中5] 群馬県前橋市「ぐんまフラワーパーク」にて、2011年12月10日撮影。 [中6〜中8] 群馬県安中市「碓氷川熱帯植物園」にて、2012年03月31日撮影。 [中9〜中11] トルコ・アフロディシアス遺跡にて、2014年09月20日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中12・中13] トルコ・エフェソス遺跡にて、2014年09月19日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中14・中15] ギリシャ・スキアトスにて、2014年09月18日撮影。(photo by Jouette Travis) [中16〜中18] アメリカ・フロリダ州「エジソン&フォード・ウィンターエステート」にて、2011年09月28日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中19・中20] アメリカ・フロリダ州「フロリダ植物園」にて、2011年05月16日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中21〜22・下] ポルトガル・セントロ地方・レイリア市にて、2023年09月19日撮影。(photo by Yumi Gunji)
|