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アメリカの南西部、テキサス州からニューメキシコ州、それにメキシコに分布しています。わが国には昭和時代の初めに渡来しました。高さは60センチほどになります。葉は卵形から線形で対生し、縁にはわずかに鋸歯があります。5月から10月ごろ、茎頂や葉腋から輪散花序をだし、「しそ」に似た青色から紫色の花を咲かせます。園芸上は半耐寒性の一年草といわれますが、大阪では露地でも越冬できそうです。写真の中12〜中14は、園芸品種の「オーガスタ(cv. Augusta)」。
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シソ科アキギリ属の多年草で、学名は Salvia farinacea。英名は Blue salvia、Mealycup sage。
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The blue salvia (Salvia farinacea) belongs to Lamiaceae (the Mint family). It is a perennial herb that is native to the south western United States; Texas to New Mexico and Mexico. This herb was introduced into Japan in the early days of Showa Era (about 80 years ago). It can reach about 60 cm in height. The leaves are ovate to linear and opposite with slight toothed edges. The verticillasters are borne on the stem apices and axiles, and the blue to purple Japanese-basil-like flowers bloom from May to October. This herb is relatively tolerant, and can pass winter in Osaka. The 13th to 15th photos are a cultivar 'Augusta'.
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[上・中12] 長野県大町市「ラ・カスタ」にて、2007年07月10日撮影。 [中1〜2・中14] アメリカ・テキサス州「フォートワース植物園」にて、2006年04月29日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中7] 同上にて、2007年09月16日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中5・中13] 同上にて、2006年10月08日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中3] 大阪市鶴見区「咲くやこの花館」にて、2005年09月07日撮影。 [中4] アメリカ・テキサス州「ダラス植物園」にて、2006年04月14日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中6] アメリカ・テキサス州マッキニー市「ハードミュージアム」にて、2007年04月06日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中8] スイス・ベルン州グリンデルワルトにて、2008年06月17日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中9・中10] 千葉県香取市大角にて、2010年08月12日撮影。 [中11] 同上にて、2010年09月10日撮影。 [中15] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2001年09月13日撮影。 [中16・下] 北海道中富良野町「ファーム富田」にて、2020年09月20日撮影。
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