|
|
|
わが国の本州、静岡県以西から、四国・九州に分布しています。海岸の砂地に生え、高さは20〜60センチほどになります。茎は下部から分枝し、厚い葉には鋭い棘と強い光沢があります。6月から12月ごろ、茎先に直立して紅紫色の頭花を咲かせます。1〜4個の苞葉があります。根は香味があって食用になり、「はまごぼう(浜牛蒡)」とも呼ばれます。
|
|
キク科アザミ属の多年草で、学名は Cirsium maritimum。英名はありません。
|
|
"Hama-azami" (Cirsium maritimum) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is distributed westward from Shizuoka prefecture of Honshu to Shikoku and Kyushu. This herb grows on sandy shores and can reach 20-60 cm in height. The stem is branched at lower parts. The leaves are thick, strong glossy with acute spines. The magenta flower-heads bloom upright on terminal stems with 1-4 leafy bracts from June to December. The rootstocks have flavor and are used for foods.
|
|
[上・中1〜2] 茨城県つくば市「つくば実験植物園」にて、2009年08月01日撮影。 [中3・中4] 同上にて、2009年09月19日撮影。 [中5・中6] 静岡県浜松市「浜名湖花博」にて、2004年09月19日撮影。 [中7〜中11] 大阪府河内長野市「花の文化園」にて、2017年09月22日撮影。 [中12〜16・下] 高知市五台山「牧野植物園」にて、2017年09月29日撮影。
|