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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、ウスリー、アムールに分布しています。丘陵から山地に生え、高さは1〜2メートルほどになります。葉は広倒卵形で、先端は鋭く尖り、基部はハート形です。縁には不揃いの重鋸歯があります。雌雄異株で、3月から4月ごろ、葉の展開前に下垂した花序に雄花を咲かせます。雌花はその基部につきます。果実は球形の堅果で、葉状の果苞に包まれ、食用になります。別名で「おおはしばみ(大榛)」とも呼ばれます。
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カバノキ科ハシバミ属の落葉低木で、学名は Corylus heterophylla var. thunbergii。英名はありません。
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"Hashibami" (Corylus heterophylla var. thunbergii) belongs to Betulaceae (the Birch family). It is a small deciduous tree that is distributed to all over Japan, as well as the Korean Peninsula, China, Ussuri and Amur. This tree grows in hills and mountains, can reach 1-2 m in height. The leaves are broad obovate with acute tips and heart-shaped bases. They have irregular duplicato-serratus edges. This tree is dioecism, and the flowers come in March to April. The male inflorescence is drooping, and the female one is borne at the bases. The fruits are round nuts which covered with foliated bracts and edible.
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[上・中1] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2004年05月15日撮影。 [中2・中3] 2009年08月14日撮影。 [中4〜中7] 同上にて、2007年03月10日撮影。 [中8・中9] 茨城県那珂市「茨城県植物園」にて、2012年12月09日撮影。 [中10・中11] 千葉県成田市「千葉県花植木センター」にて、2013年04月12日撮影。 [中12・中13] 長野県富士見町「入笠山」にて、2013年05月05日撮影。 [中14〜15・下] 宮城県大衡村「昭和万葉の森」にて、2017年03月30日撮影。
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