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中国が原産で、わが国へは江戸時代に渡来しました。今では各地の公園や庭に植えられています。高さは2〜4メートルになり、広楕円形から円形の葉が互生します。基部は心形で長い葉柄があります。4月から5月ごろ、枝いっぱいに紫紅色の蝶形花を束生して咲かせます。名前は、花がジャケツイバラ科の「すおう(Caesalpinia sappan)」で染めたような、黒みを帯びた紅色をしていることから。写真中3は、白花品種の「しろばなはなずおう(白花花蘇芳)」。
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マメ科ハナズオウ属の落葉小高木で、学名は Cercis chinensis。英名は Chinese redbud。
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The Chinese redbud (Cercis chinensis) belongs to Fabaeae (the Pea family). It is a semi-tall tree that is native to China. It was introduced into Japan in Edo Eara (about 250 year ago). This tree is planted as a park tree or a garden tree in so many places nowadays. It can reach 2-4 m in height, the leaves are broad-elliptic to round and arranged in opposite. They have long petioles and the bases of them are heart-shaped. The numerous magenta papilionacenous flowers bloom in fascicles at the branches from April to May. The Japanese name is derived from the color of Sappan Wood (Caesalpinia sappan) dyeing.
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[上・中1] 静岡県浜松市「浜名湖花博」にて、2004年04月11日撮影。 [中2] 長野県大町市常盤「ラ・カスタ」にて、2006年05月09日撮影。 [中3] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2006年05月06日撮影。 [中4] 長野県塩尻市片丘「長野県林業総合センター」にて、2006年04月03日撮影。 [中5] 兵庫県加西市「兵庫県フラワーセンター」にて、2005年11月25日撮影。 [中6・中7] 茨城県石岡市「茨城県フラワーパーク」にて、2011年05月05日撮影。 [中8・中9] 千葉県成田市「千葉県花植木センター」にて、2013年04月12日撮影。 [中10・中11] アメリカ・テキサス州「ダラス植物園」にて、2017年03月20日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中12〜中15] 富山県南砺市「砺波チューリップ公園」にて、2017年04月23日撮影。 [中16〜中18] 茨城県北茨城市関本町にて、2018年06月07日撮影。 [中19・下] 同上にて、2018年06月22日撮影。
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